クラシコ控えたバルサ・シャビ監督「1-0で勝つのも非常に素晴らしい結果。何が問題なんだ」

シャビ監督(2021年10月撮影)

バルセロナのシャビ監督(43)がクラシコを翌日に控え、「1-0で勝つのも非常に素晴らしい結果だ」と話した。

首位バルセロナが19日、スペインリーグ第26節で2位レアル・マドリードをホームに迎える。勝てば勝ち点12差にできるため、4季ぶりのリーグ優勝が決定的となる中、シャビ監督が前日会見に出席した。そのもようをスペイン紙マルカが伝えた。

シャビ監督は今回の一戦に向け「前回の対戦よりも、もっと支配することを目指すつもりだ。ベルナベウで行われた国王杯の時よりも、はるかに主役を演じられるように戦いたい。非常に激しい試合になると思うが、クラシコは予測不可能だ。両チームともどんな状態で迎えるかは関係ない。我々は時間をかけ、さまざまな点に取り組んできた」と攻撃的に戦うことを示唆した。

ペドリが欠場してもスペイン・スーパーカップ決勝でのクラシコに快勝したプレーを披露できるかについては「ゲームを支配できるか見てみなければならないが、ペドリ抜きでも我々にはその力があると思う」と自信をうかがわせ、どちらが有利かについては「五分五分だと思うが、我々はホームでプレーするので少し有利かもしれない」と率直に答えた。

バルセロナが最近、守備的な戦い方を指摘される中、Rマドリード相手に1-0の勝利でも幸せかと問われ、「もし選べるなら4-0や5-4の方がいいが、みんなよく守るのでゴールを決めるのは難しいんだ。サッカーをやったことがない人には相手が目の前にいるということがどんなものかは理解できないだろう。1-0で勝つのも非常に素晴らしい結果だ。何が問題なんだ?」と反論していた。(高橋智行通信員)