ドイツ1部残留争いは? 浅野ボーフム15位、遠藤シュツットガルト16位、吉田シャルケ17位

ボーフム浅野拓磨(ロイター)

ドイツ・ブンデスリーガのトップチームでプレーする日本選手10人のうち、6人が2部降格の危機にある。リーグ戦は残り5試合。MF堂安律のフライブルクが来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を争っている一方で、日本代表としても活躍が期待される選手たちが厳しい残留争いに巻き込まれている。

FW浅野拓磨が所属するボーフムは勝ち点27で残留圏の15位。MF遠藤航、DF伊藤洋輝、MF原口元気のシュツットガルトは勝ち点25でプレーオフに回る16位。DF吉田麻也とMF上月壮一郎がプレーするシャルケは勝ち点24で自動降格圏の17位に沈む。チームの現状と残り5試合の対戦カードなどから今後を占った。

■ボーフムは得失点差がワースト

浅野のボーフムは22日にホームでウォルフスブルクに1-5で大敗するなど、得失点差がリーグワーストのマイナス34。勝ち点で並んだ場合は得失点差で順位を決めるが、次節28日には首位ドルトムントとの対戦があり、さらなる大量失点は避けたいところ。

浅野は「全ての試合で、負けたら終わりという気持ちで戦わないと駄目」と気合を入れる。5月13日のホームでのアウクスブルク戦、同20日の最下位ヘルタとのアウェー戦に勝てば残留がほぼ決まりそうだが、勝ち点で並ぶと分が悪い。

4月28日(H)ドルトムント=1位

5月6日(A)ボルシアMG=10位

5月13日(H)アウクスブルク=13位

5月20日(A)ヘルタ=18位

5月27日(H)レーバークーゼン=6位

■シュツットガルトは監督交代で好転

遠藤と伊藤の現日本代表2人が所属するシュツットガルトはここまで苦しい戦いが続いたものの、ヘーネス監督就任後はドイツ杯準々決勝を含む4試合で2勝2分けと好転した。

9日のボーフム戦で伊藤の今季初ゴールなどで勝ち点3を積み上げて最下位を脱出すると、15日には強豪ドルトムントに3-3で引き分け。前節21日のアウクスブルク戦では遠藤が0-1の後半33分に同点ゴールを決めて引き分けた。今季のデュエル勝利数でリーグ4位の遠藤は「とにかく目の前の1試合を勝てるようにやっていくだけ」と今後の戦いを見据える。

チームはドイツ杯で勝ち上がっており、5月3日の準決勝でアイントラハト・フランクフルトと対戦。タフな戦いが続く。

4月29日(H)ボルシアMG=10位

5月6日(A)ヘルタ=18位

5月14日(H)レーバークーゼン=6位

5月21日(A)マインツ=7位

5月27日(H)ホッフェンハイム=14位

■シャルケは上位チームとの対戦残す

吉田と上月のシャルケはバイエルン・ミュンヘンなど1桁順位チーム(29節時点)との対戦を4試合も残す。勝ち点3を積み上げるには厳しいカードが続く。1~2月に吉田を中心に4試合連続無失点を記録するなど粘り強い守備が光ったが、その吉田はけがの影響で最近2試合連続ベンチ外。上月もけがで戦列を離れている。1年での2部降格の可能性が高まっているが、吉田の早期復帰が期待される。

4月29日(H)ブレーメン=12位

5月5日(A)マインツ=7位

5月13日(A)Bミュンヘン=2位

5月20日(H)Eフランクフルト=9位

5月27日(A)ライプチヒ=5位

<29節終了時の下位チームの順位>

13位 アウクスブルク  30 -16

14位 ホッフェンハイム 29 -11

15位 ボーフム     27 -34

16位 シュツットガルト 25 -15

17位 シャルケ     24 -30

18位 ヘルタ      22 -24