バルサMFブスケツ今季終了後の退団決定 サウジアラビアと米MLSが移籍先候補と現地紙報じる

バルセロナMFセルヒオ・ブスケツ(2019年7月23日撮影)

バルセロナが10日、元スペイン代表MFブスケツ(34)が今季終了後に退団することを発表した。

ブスケツは、これまで今年6月30日で満了する契約の延長に向けてクラブと交渉していたものの、財政難の状況下で年俸減額のオファーを提示されたこともあり、折り合いがつかず退団が決定した。

ブスケツは05年にバルセロナの下部組織に入団し、08年9月に行われたスペインリーグのラシン・サンタンデール戦でトップチームで公式戦デビュー。以降は中盤の要として活躍した。今季15シーズン目を過ごし、公式戦通算718試合に出場し、クラブ史上3番目に試合出場の多い選手となっている。

その間、18得点40アシストを記録して計31タイトルを獲得。さらに4季ぶりのスペインリーグ優勝が間近に迫っている。また公式戦のレアル・マドリード戦48試合に出場して23勝を挙げ、クラシコ史上の最多勝利選手になっている。

ブスケツは退団に際し、自身のSNSで「このエンブレムを守れたことは光栄なことであり、夢であり誇りだったが、何事にも終着点がある。簡単な決断ではなかったが、その瞬間がやって来た。これまで僕と一緒に歩んでくれた全ての人たち、そしてクラブ会員やサポーターに感謝している」などと述べた。

スペイン紙ムンド・デポルティボはブスケツの今後の移籍先候補について、サウジアラビアのクリスティアーノ・ロナウドが所属するアル・ナスル、パリ・サンジェルマンのメッシ獲得を目指すアル・ヒラル、過去にマジョルカやエスパニョールなどで監督を務めたビセンテ・モレノが指揮するアル・シャバブ、そして米MLSのインテル・マイアミなどを挙げている。

この中で、今のところブスケツに正式に打診したのはアル・ナスルだけで、年俸手取り1700万ユーロ(約24億6500万円)でのオファーを今冬に提示済みだと同紙は伝えている。(高橋智行通信員)