かつてバルセロナを最強軍団に仕立て上げたマンチェスター・シティーのジョゼップ・グアルディオラ監督(52)は、パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(35)が今夏の契約満了後、バルセロナ復帰のために「不可能なことを成し遂げるだろう」と語った。
メッシには「来季、サウジアラビア1部アルヒラルへ移籍することで合意した」という一部報道がなされた。父親で代理人のホルヘ・メッシ氏は9日、これについて否定する声明を発表した。
21年8月、バルセロナは財政圧迫により、アルゼンチン代表キャプテンとの契約を登録できず、メッシは愛するクラブを去ることになった。バルセロナのユステ副会長は今年3月、復帰の可能性をめぐってメッシ側と接触していると述べている。
メッシの“恩師”グアルディオラ監督は「私はバルセロナのファンで(本拠地カンプノウの)チケットを持っている。そして、いつか彼(メッシ)にふさわしい別れを告げることができることを願っている」とESPNの取材に語った。
同監督は加えて「彼は史上最高の選手だ。ここ12年ほどバルセロナは“ブーム”を迎えたが、それは彼なしにはありえなかった。私は数字の話をしているのではない。プレーへの関わり方、美しさ、効率、全てにおいて彼は最高だ」と話した
同監督はバルセロナの後、バイエルン・ミュンヘンを経て、現在はマンチェスターCの指揮を執り、9日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第1戦ではレアル・マドリードと1-1で引き分けた。一方のメッシは21年までバルサに残り、移籍金なしでパリSGに移った。
グアルディオラ監督は「レオは私たちのクラブ(バルセロナ)が、彼が来たときよりもずっと大きくなるのを助けてくれた。これほど大きな人物であれば、正しい方法で別れを告げなければならない」
「カンプノウの自分の席で、立ち上がって拍手を送り、レオにふさわしい別れを告げることができる日が来ることを願っている。そして、ジョアン(ラポルタ会長)が努力し、レオも努力し、彼と彼の家族はバルセロナのファンが彼に抱くすべての愛を、そして彼がクラブのためにしたことへの感謝と敬意を、受け取ることになるだろう」などと話した。
メッシの去就はまだ不透明だが、ESPNが関係者からの情報をもとに報じたところによると、米MLSからの関心もある。
メッシの父ホルヘ氏は9日の声明で「来シーズンに向けて、どのクラブとも全く何もない。リオネルがパリSGのリーグ戦を終える前に何かを決定することはないだろう。シーズンが終われば物事を分析し、どんな選択肢があるのかを確認し、決断を下す瞬間となる」とした。
メッシはサウジへの無許可渡航で練習を欠席したことを謝罪した後、クラブの謹慎処分が短縮され、13日のアジャクシオ戦からプレーが可能になった。