<スペインリーグ:レアル・ソシエダード2-2ジローナ>◇14日◇第34節◇サンセバスチャン◇観衆30027人
日本代表MF久保建英(21)が所属するレアル・ソシエダードは、ホームでジローナに2点差を追いつかれる形で引き分けた。久保は2試合連続のスタメンで、再び右ウイングでレーしフル出場。開始2分にPK獲得、24分には追加点をアシストと高いパフォーマンスを披露し、マン・オブ・ザ・マッチにも選出された。
試合は開始直前に滝のような雨が降り、スリッピーなピッチコンディションの中でスタート。立ち上がり、素晴らしいパフォーマンスを見せたのはRソシエダードだった。巧みな連係から相手ゴールに迫っていき、前半2分にアイエン・ムニョスのミドルシュートがポストを直撃。その1分後、久保がペナルティーエリア内でドリブルを仕掛けた際、対峙(たいじ)したリケルメに後ろから倒されPKを獲得。これをオヤルサバルが冷静に決め、Rソシエダードが早々に先制した。
その後もRソシエダードペースでゲームが進み、20分にスルーパスに抜け出したセルロートがGKガッサニーガとの1対1を迎えるも失敗。続く24分、久保が右サイドから左足でクロスを入れ、シルバがファーポストで合わせ追加点を挙げた。
Rソシエダードが2点をリードした後、状況が一転。それまで劣勢だったジローナは、37分にヤン・コウトのシュートがDFに当たった後、ゴールネットに吸い込まれ1点差に。アディショナルタイムの48分には、左サイドからのFKをストゥアーニがゴール前で合わせて同点にした。
後半は、Rソシエダードが幸先良いスタートを切った。久保は12分、右サイドで華麗なドリブルを披露した後に絶妙なパスを送ったが、シルバの決定的なシュートはガッサニーガにファインセーブされた。さらに16分、ペナルティーエリア内からのシュートを打つも、ガッサニーガにギリギリのところで止められた。
その後は拮抗(きっこう)した状態になり、両チームともに選手交代を繰り返すがチャンスが作れない時間が続いた。終盤に差しかかると、Rソシエダードは40分に久保が蹴ったCKをカルロス・フェルナンデスが頭で合わせるが、惜しくもクロスバーをたたいた。
さらにRソシエダードはジローナに退場者が出たことで相手ゴールに迫るも、最後まで決勝点を奪えず2-2の同点で試合終了。勝ち点62で4位の座をキープし、暫定ながら5位ビリャレアルとの勝ち点差を8に広げ、来季の欧州CL出場にさらに一歩近づいた。
Rソシエダードの残り試合日程は以下の通り。
5月20日:第35節バルセロナ(アウェー)
5月23日:第36節アルメリア(ホーム)
5月28日:第37節アトレチコ・マドリード(アウェー)
6月4日:第38節セビリア(ホーム)
【サンセバスチャン:高橋智行通信員】