バルセロナが来季に向け、バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表MFヨシュア・キミッヒ(28)を獲得候補に挙げている。スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が17日に報じた。
バルセロナは現在、ブスケツが今季終了後に退団することを受け、その後任探しに動いており、第1候補にレアル・ソシエダードのスペイン代表MFスビメンディを挙げていた。しかし契約解除金として設定されている6000万ユーロ(約87億円)が障害となり、契約を結ぶのは非常に難しい状況にある。
そんな中、ここ数カ月の間、クラブに新たな選手獲得のチャンスが訪れているという。それは所属クラブで今季、あまりいい時を過ごしていないキミッヒが来季、バイエルンからの移籍を真剣に検討していることである。
キミッヒはブスケツのポジションの他、バルセロナが来季に向けて補強を必要としている右サイドバックでもプレーできる選手。さらにドイツ代表でキャプテンを務めており、ブスケツの代わりとしてピッチ内外でチームに多くの貢献を期待できるため、クラブがすでに獲得に向けて動き出しているとのことだ。またキミッヒ自身もシャビ監督を中心としたバルセロナの将来的なプランに魅力を感じているという。
キミッヒの契約は25年まで残っているため、獲得は簡単ではないと同紙は伝える。しかし近年移籍したクロースやアラバ、レバンドフスキのように、バイエルンは退団を希望した選手を無理やり引き止めるクラブではないため、キミッヒが本格的に移籍を望んだ場合、今夏退団の可能性は十分ある。さらに移籍金はスビメンディを下回ると見られており、バルセロナにとってあらゆる面で好条件の選手となっている。
しかし当然のことながらキミッヒを狙うのはバルセロナだけではない。マンチェスター・シティーなど複数のクラブが興味を示しているため、今後の動向を追う必要があるだろう。(高橋智行通信員)