アルイテハドがチェルシーからフランス代表MFカンテの獲得を発表、ベンゼマとタッグ

フランス代表カンテ(2018年7月撮影)

チェルシーのフランス代表MFエンゴロ・カンテ(32)のサウジアラビア1部アルイテハド入りが決まった。3年契約で加入すると、クラブが20日、発表した。

チェルシーとの契約が今月30日に切れるカンテは、新天地では気心の知れた元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(レアル・マドリードから加入)とタッグを組むことになる。

アルイテハドは「カンテとの契約は、彼がドバイの専門医療センターでメディカルチェックを終えた後、6月20日火曜日に最終決定した」と発表。「カンテのアルイテハドへの加入は、クラブの歴史の中で最も注目され、インパクトのある契約のひとつと考えられている。これは、サウジアラビアプロリーグにおいて、世界トップクラスの選手が選ぶクラブとしての地位を確立するための努力の一環」と続けた。これまでに出た報道によると、32歳のカンテの年俸は約8600万ユーロ(約129億円)になる模様。

2月にESPNが、カンテがチェルシーとの新契約締結に近づいていると報じたが、交渉はまとまらず、同MFは7年間のスタンフォードブリッジでの生活に終止符を打つことになった。

15-16年にレスターが奇跡のプレミアリーグ優勝を果たした際に大活躍したカンテは翌シーズン、チェルシーに移籍。93年のエリック・カントナ(リーズ、マンチェスター・ユナイテッド)以来となる2つの異なるチームでイングランドトップリーグ連覇を達成した選手となった。

17-18年にはFA杯で優勝し、翌シーズンには欧州リーグを制覇。20-21年には欧州チャンピオンズリーグ(CL)の栄冠を手にした。しかし、昨シーズンはケガにより公式戦わずか9試合の出場にとどまった。

チェルシーは昨年5月にトッド・ボーリー氏らがクラブを買収して以来、新戦力に6億ポンド(約1090億円)以上を費やしてきた。にもかかわらず、今季はプレミアリーグ12位という低調な結果に終わった。トーマス・トゥヘル、グレアム・ポッター両監督が解任され、フランク・ランパード暫定監督の指揮でシーズンを終了した。

5月にマウリシオ・ポチェッティーノ監督の就任が発表された一方で、プリシッチ、コバチッチ、マウントら数人の選手が退団する可能性があり、再び激動の夏となりそうだ。