どうなるパリSG・FWエムバペの去就…退団、レアル移籍?スペイン紙が伝えた4つの選択肢

パリ・サンジェルマンのエムバペ(2022年7月25日撮影)

パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(24)の去就に関して現在、さまざまな憶測が飛び交っている。その状況を受けスペイン紙マルカが27日、エムバペの将来には4つの選択肢があることを伝えた。

エムバペは昨年5月、パリ・サンジェルマンと25年まで3年間、契約延長したことを発表した。しかし実際の契約は24年までで、残り1年は選手が希望した場合のオプションとなっており、今年7月31日にまでにその権利を行使した場合のみ延長される条項を伴っているとのことだ。そんな中、エムバペは2週間前、クラブ幹部に対して延長オプションを行使しないことを書面で通達。それ以降、さまざまな報道が出ている。

マルカ紙が伝える1番目の選択肢は、契約が満了する来年6月にフリーでパリ・サンジェルマンを退団するというもの。エムバペは現行の残り1年の契約を全うする意思を明言しており、クラブ幹部に送った書面の内容に合致しているため、現時点ではこれが最も可能性の高いものと考えられる。そうなった場合、パリ・サンジェルマンは来夏、1ユーロも手にすることができずに放出し、さらにエムバペに24年まで契約を全うしたことによる高額のボーナスを支払う必要もある。またレアル・マドリードも移籍金なしで獲得できるこの可能性に賭けているとのことだ。

2番目は今夏、Rマドリードに移籍するというもの。パリ・サンジェルマンに無料で手放す意思がないことを明らかにしており、ばく大な移籍金を得るために今夏売却に動く可能性があるという。一方、Rマドリードは大きな支出を伴うことになるが、来年を待たずにベンゼマの代役を務められる得点力の非常に高いFWを手に入れることができる。

3番目は25年まで契約延長するというもの。この選択肢は今年7月31日までの期限付きとなっている。しかしこれはエムバペが2週間前、クラブ幹部に送った書面の内容に反するものとなる。

4番目は3番目同様にエムバペが考えを変え、新契約を結ぶというもの。エムバペは契約を25年まで1年延長しない状態で来季残留する場合、来年1月1日まで24-25年シーズンに向けてRマドリードと契約を結ぶことはできないため、パリ・サンジェルマンはそれまでの半年間で新たな好条件のオファーを提示し説得を図ることになる。(高橋智行通信員)