レアル・マドリードMFバルベルデ(24)は4月にビリャレアルMFバエナを殴ったことで、5試合の出場停止処分を受ける可能性があることをスペイン各紙が28日、一斉に報じた。
この暴行事件の発端は1月19日にアウェーで行われた国王杯のビジャレアル戦だったとのことだ。この時、バルベルデは妻ミナ・ボニーノさんに第2子を流産する可能性があった中、バエナに泣くジェスチャーをされながら、「お前の息子は生まれてこないんだから今すぐ泣けよ」と揶揄(やゆ)する言葉を浴びせられたという(※最終的に今月25日に無事誕生)。
さらに4月8日にホームで行われたスペインリーグでビリャレアルと対戦した際にもバエナから同じような言葉を受けたため、バルベルデは憤慨。試合後、サンティアゴ・ベルナベウの地下駐車場で帰りのバスに乗ろうとするバエナを待ち伏せし、「ピッチ上で息子について言ったことをもう1度言ってみろ!」と問い詰め、何らかのやりとりがあった後、バエナの頬を殴ったとのこと。警察がすぐに介入してその場にいた人たちから供述を取った際、バルベルデはバエナに侮辱されたことを伝えたとのことだ。
一方、バエナはその直後、自身のSNSで反論。「試合後に受けた暴力については非常に悲しいし、自分について言われていることに驚いている。それは全くのうそだ」とバルベルデの発言を完全否定した。バルベルデの家族について何も知らなかったため、そんなことを言うわけがないと主張したという。
さらにバエナは翌日、国家警察に被害届を出したことで刑事事件に発展。これにより調査が開始され、今月28日にこの事件を担当する裁判官はバルベルデに対する処分として、スペインリーグの競技委員会に5試合の出場停止を科すように提案したとのことだ。
この件に対し競技委員会は数日以内に決断を下すことになるが、実際にこの処分が確定した場合、バルベルデは来季開幕のビルバオ戦を皮切りに、アルメリア、セルタ、ヘタフェ、レアル・ソシエダードとの計5試合を欠場することになる。しかしそうなった場合、スペイン紙アスによると、Rマドリードは処分軽減を求めて上訴する予定であるとのことだ。(高橋智行通信員)