欧州女子サッカー界のスターで、21、22年とバロンドールを2年連続で受賞しているバルセロナのスペイン代表MFアレクシア・プテジャス(29)が契約更新間近になっていると、同クラブのラポルタ会長が語った。
プテジャスは前十字靱帯(じんたい)の断裂で昨季のほとんどを棒に振ったが、シーズン最後の6試合で復帰。なでしこジャパンと1次リーグで対戦する今夏の女子ワールドカップ(W杯)に臨むスペイン代表メンバーにも選出された。
プテジャスとバルセロナの契約は来年6月まで。バルセロナは昨季女子欧州チャピオンズリーグをプテジャス抜きで制しており、バルサが同MFを手放す可能性を示唆する報道もあった。しかしラポルタ会長は地元紙に対し「アレクシアとは契約更新の合意に近づいている」と話したという。
プテジャスは、ここ数シーズンのバルサの成功に大きく貢献し、2度のバロンドールと2度のFIFA女子最優秀選手賞を受賞している。W杯ではなでしこジャパン最大の脅威になる可能性がある選手だ。
プテジャスは昨年夏にイングランドで開催された欧州選手権の前に前十字靱帯を負傷し、10カ月の離脱を余儀なくされた。
だがプテジャスを欠いたバルサは、スペイン女子リーグで4連覇を果たし、女子欧州CL決勝では2点の劣勢から、ウォルフスブルク(ドイツ)に逆転勝ちし、2度目の優勝を果たした。
プテジャスは、その決勝戦の最後の数分間、ピッチに立ったが、バルサのヨーロッパでの成功に加え、同MFがけがからどのように復帰するかという疑問と、クラブ全体が人員削減を必要としていることから、スペインの地元ラジオ局は6月の初めに「このミッドフィルダーはもはや欠かせない存在ではない」と報じた。だが報道とは裏腹に、クラブはプテジャスと契約延長を行うもようだ。
プレジャスは6月29日のパナマ戦で、約1年ぶりに代表戦のピッチに立ち、前半22分にゴールをマーク。7-0の勝利に貢献した。後半17分までプレーした同MFについてビルダ監督は「45分間プレーする予定だったが、調子が良かったので60分間プレーした。彼女はフル出場したかっただろうが、私はリスクを冒したくない。ゴールに限らず、彼女のパフォーマンスはとても良かった」と話した。なでしこジャパンにとってはもっとも手ごわいライバルの復調となった。