27日の練習中にピッチに倒れこんだ女子コロンビア代表のストライカー、リンダ・カイセド(18)は無事だったようだ。23年女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会に参加中の同代表を率いるアバディア監督が明かした。
カイセドは27日の練習でプレーを止め、胸を手でおさえてピッチに横になった。すぐさまチームメートやメディカルスタッフがかけつけた。
アバディア監督は29日、メディアに対して「彼女が疲れていたために起きた出来事にすぎない。初めてのW杯ということで、ストレスもあっただろう。彼女は18歳で、サッカーに関して言えば少女といえる。でも彼女はこのすべての出来事を消化する素晴らしい能力と性格を持っている」
「だからこそ彼女は世界のスター候補の1人なんだ。そして、これは終わったことで、我々には何の問題もないことに満足している」などと説明。カイセドがトレーニング中に倒れてから2日たったが、健康状態は良好だと話した。
カイセドは30日にシドニーで行われるドイツ戦に出場する予定だ。
レアル・マドリードでプレーするカイセドは、コロンビアが2-0で韓国を下した試合で、左サイドから中央へ切り込み、ボックス手前からカーブをかけたシュートを決め、今大会の最年少得点者となった。
15歳のときに卵巣がんと診断されたカイセドは、フィールドの内外で人々に影響を与える人物であり、女子サッカーのスター候補の1人という評価を受けている。
現在コロンビアは、1次リーグH組首位ドイツと勝ち点3差で並んでいる。30日にドイツ戦を戦った後は、8月3日にモロッコと対戦する。