<スペインリーグ:Rソシエダード5-3グラナダ>◇2日◇第4節◇サンセバスチャン
レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(22)が、グラナダ戦で2得点した。後半にも久保の左足から相手に当たったボールがゴールインしたが、記録は「オウンゴール」。惜しくもハットトリックは逃したが、久保は今季4試合で通算3点とした。チームも5-3と勝利し、今季4試合目で初白星(1勝3分け)となった。
雨が降るホームの「アノエタ」は久保劇場と化した。まず前半9分、スルーパスから抜け出すと、ドリブルで持ち込み左足でゴール右隅へとゴール。今季開幕から3分けとまだ勝利のないチームに弾みをつけた。
しかしチームは後半35分にCKからオウンゴールを献上。1-1の同点とされたが、ここで久保が黙っていなかった。
後半44分、右サイドからペナルティーエリアへ持ち込むと、45度の角度から対角へ左足で鋭く巻いた弾道のシュートを決めた。鮮やかなゴールに本拠地スタジアムは沸いた。
後半も久保のプレーは光った。14分、右サイドのゴールライン際でボールを受けると、鮮やかなダブルタッチで相手を翻弄しながらボールをブライス・メンデスへ落とす。そこから中へつながったボールをスビメンディが右足で流し込み、チーム3点目となった。
後半22分にMFバレネチェアにも得点が生まれ、チームは4-1と大きくリード。そして迎えた後半31分、ペナルティーエリア内で相手ボールを拾うと、中へシュートもどきのパス。これが相手に当たり、コースが変わってゴールイン。ハットトリックか? と思われたが、記録は惜しくも「オウンゴール」となった。
5-1とした後の同34分、久保はお役御免とばかりに交代。大きな拍手を受けてピッチを後にした。
久保は右足大腿(だいたい)四頭筋の違和感により今週行われた最初4回の練習を休んだ後、1日に行われた最後の練習で復帰したばかり。コンディションが不安視されたが、前半からエンジン全開。鋭いボールタッチで次々と相手を翻弄(ほんろう)するなど、日本代表のドイツ遠征(9日ドイツ戦、12日トルコ戦)に向けて状態は万全だ。