【女子W杯】唇にキス被害のスペインFWエルモソ、連盟会長を性的暴行で告訴

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今夏の女子ワールドカップ(W杯)オーストラリア・ニュージーランド大会で優勝した女子スペイン代表のFWジェニファー・エルモソ(33)が、同意なしに同FWの唇にキスをしたスペイン・サッカー連盟ルイス・ルビアレス会長を性的暴行で訴えた。スペインの検察当局が6日に発表した。

ルビアレス会長は8月20日、シドニーで行われた決勝戦でスペインがイングランドを破って優勝した後の表彰式で、エルモソの唇にキスをした。

同会長はこれで刑事責任を問われることになる。加えて現在もスペインの最高スポーツ裁判所(TAD)と国際サッカー連盟(FIFA)による調査を受けている。

8月に発表された声明の中で、エルモソは「キスは合意の上でのものではなかった」とし、「自分が弱く、攻撃的で衝動的な性差別的行為の犠牲者だと感じた」と述べている。

ルビアレス会長はこれまでキスについて「軽く唇をつけただけ」とし、「同意の上でのものだった」と主張していた。

ただ、ESPN電子版によるとルビアレス会長が実刑判決を受ける可能性は低いとみられている。スペインでは通常、有罪判決を受けた者に前科がなく、再犯がなければ、2年以下の懲役刑には執行猶予がつくためだ。

同会長は8月27日にFIFAから資格停止処分を受けたが、その翌日、連盟の総会で「偽フェミニストによる魔女狩りの被害者だ」と反抗的なスピーチを行い、退任を拒否していた。