サッカープレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドと、同クラブ所属のブラジル代表FWアントニー(23)は、3人の女性から虐待の告発を受けた同FWが一時的にクラブから離れることで合意した。
ユナイテッドは10日に声明を発表。アントニーが「疑惑に対処するために」トレーニングに再び合流するまでに一定の時間をとるとした。この決定は、マンチェスターUのアーノルドCEOがテンハグ監督との話し合いの末に下したものだ。
アントニーに対しては、元パートナーのガブリエラ・カバリンさんを含む3人の女性から、それぞれ申し立てがなされている。カバリンさんからの新たな告発を受け、アントニーはW杯南米予選を戦っているブラジル代表からも離脱したが、自身への疑惑については否定している。
ユナイテッドは声明で「マンチェスターUはアントニーに対する疑惑があることを認める。代表戦に出場していない選手は11日にトレーニングに戻る予定だ。しかしアントニーとは、疑惑に対処するため、何か進展があるまでトレーニング復帰を遅らせることで合意している」
「クラブとして、暴力行為や虐待を非難する。また、この状況にかかわっている人々を保護する重要さや、この疑惑が虐待を受けた人たちに与える影響も認識している」などとした。
関係者がESPNの取材に語ったところによると、逮捕も起訴もされていないアントニーはクラブから謹慎処分等は受けていない。自身を守るための休職とみなされており、給与は全額支払われ続けるという。
アントニーへの告発についてはブラジルとマンチェスターで捜査されているもようだ。
アントニーは10日に声明を発表。「僕は自分に対する疑惑に対処する間、休養を取ることでマンチェスターUと合意しました」
「これはチームメートに迷惑をかけたり、クラブに不必要な論争を巻き起こすことを避けるためのお互いの決断でした」
「自分は無実だとあらためて言いたい。警察には全面的に協力し、真相究明の手助けをするつもりです。できるだけ早くプレーに復帰できることを楽しみにしています」とした。