バルセロナのシャビ監督(43)がビリャレアルのスペイン代表MFアレックス・バエナ(22)に興味を示していると、スペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が12日に報じた。
同紙によるとシャビ監督はチームの中盤に関して、右足大腿(だいたい)二頭筋負傷により来月半ばまで欠場予定のペドリの“魔法”頼り過ぎていることを懸念しているという。そのため今夏ペドリの代役を務められるようなインサイドハーフを求めて、技術力やインサイドでのパス、相手ゴールに迫る能力に優れ、まだ22歳と伸び代があるビリャレアルの攻撃的MFバエナ獲得を望んだという。
しかしバエナ獲得に向け、契約が28年6月30日まで5年残り、契約解除金が財政難のバルセロナにとって高額な6000万ユーロ(約93億円)に設定されていること、そしてビリャレアルが簡単に移籍を認めないという大きな障害があるとのこと。そのため今季、トップチームで頭角を現したフェルミン、ジローナに1年間期限付き移籍中のパブロ・トーレといった若手選手の成長およびチーム状態を見守りつつ、バエナ獲得に動くかを今後、本格的に検討することになりそうだ。
ビリャレアルの下部組織出身のバエナは19-20年シーズンにトップチームデビューを達成。21-22年シーズンのジローナへの1年間の期限付き移籍を経て、現在ビリャレアルの主力となっており、今月スペイン代表に初招集されるまでに急成長している。(高橋智行通信員)