欧州サッカー連盟(UEFA)の報告書によると、昨季欧州トップリーグにおける監督の平均在任期間は16カ月に満たなかった。
22-23年シーズンの欧州トップリーグの監督解任はヨーロッパ全体で735件にのぼり、これは過去2番目の多さだった。
プレミアリーグでは過去最多となる15人の“正式”監督が交代した。
報告書によると、欧州全域でトップリーグの監督を務めている1209人のうち、5年以上在職しているのは5%未満だという。
UEFAは綿密な調査資料「欧州クラブの人材と競争状況」の中で、22-23年における欧州トップリーグ48カ国の監督在任期間の平均は1.31年で、18年(1.3年)以降で最低だったとしている。
平均在任期間が2年を超えているのは、ウェールズ、北アイルランド、アイルランドを含む6カ国だけだった。
過去10年で最も低い平均は16年の1.29年で、13年の1.44年から減少しており、サッカー経営がますます不安定になっていることを浮き彫りにしている。
監督交代が最も多かったシーズンは、763人の監督が解任された20-21年で、UEFAによれば、コロナウイルスの大流行で監督交代を延期していたクラブがそれを実行したためだという。
昨季プレミアリーグでは計41人の監督が指揮を執り、3人が監督を務めたクラブが6チームあった。チェルシーとリーズはともに4人が指揮を執った。
プレミアリーグクラブの55%が監督交代を行なったことは「5大リーグ」の中では最大の割合だ。フランスとスペインは50%、ドイツは44%、イタリアは35%だった。
暫定監督も含めると、昨季プレミアリーグの監督交代は22回で、これはフランスと並んで「5大リーグ」最多となっている。