今夏にブンデスリーガのウニオン・ベルリンへ移籍したイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチ(36)が、前所属のユベントスに対して法的手続きを取る。14日、イタリアの「スポーツ・メディアセット」のインタビューに応じ、「悩んだ末、ユベントスに対して訴訟を起こすことにした」と語った。
ボヌッチはユベントスで公式戦通算500試合以上に出場し、セリエAで8度の優勝を経験。だが、昨季はリーグ戦16試合の出場で、先発は9試合にとどまった。今夏のプレシーズンではアレグリ監督の戦力に含まれていないことが通達され、ボヌッチはクラブに残りたい意思を明確にしていたが、チームの米国ツアーに同行することを許されず、背番号も与えられなかった。同DFの法的チームはこの一連の出来事が選手のイメージに損害を与えたとし、損害賠償を求める予定だという。
「私の権利として、チームでトレーニングをし、次のシーズンに向けてプレーできる状態にしなければならない。しかし、その機会を与えられませんでした。全てが空虚になり、屈辱を感じ、最も好きなことができませんでした」
5月にユベントスとの契約を満了し、6月に現役引退を発表したが、移籍金なしでウニオン・ベルリンに加入した。万全ではなかったこともあり、今月9、12日に行われた欧州選手権予選に臨むイタリア代表メンバーからも外れた。同代表のスパレッティ監督からは電話で直接伝えられたという。
「私を招集しないという彼からの連絡には感謝している。彼の人間的な奥深さ、誠実さを表している。私がプレシーズンで調整できていなかったため、アズーリ(イタリア代表)に招集されなかった。私もそれを予想していた。しかし、代表のユニホームは私の肌になじんでいる。またそれを着るために全力を尽くしたい」。
国際Aマッチ通算121試合8得点の36歳DFは新天地ウニオン・ベルリンで再起を図るが、もし訴訟に勝利すれば、すべての損害賠償金はイタリア・トリノのレジーナ・マルゲリータ小児病院の神経外科病棟で回復中の子供たちとその家族を支援する慈善団体に寄付されることになるという。