【欧州CL】上田綺世OG誘発も逆転負け…敵将シメオネ監督「危険で若い選手が多い」上田ら称賛

<欧州チャンピオンズリーグ(CL):アトレチコ・マドリード3-2フェイエノールト>◇4日◇1次リーグE組◇第2節◇マドリード

【マドリード(スペイン)=高橋智行通信員】E組フェイエノールト(オランダ)の日本代表FW上田綺世(25)が、アウェーのアトレチコ・マドリード(スペイン)戦で欧州CLデビューを果たした。先制点となる相手オウンゴールを誘発するシュートを放った。だが試合は2-3で逆転負けし、1勝1敗。上田は後半15分に退き、CL初ゴールは次戦以降に持ち越しとなった。

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上田が前半7分に先制点を呼び込んだ。緩急をつけた動きで相手DF裏へ抜け出して縦パスを引き出し、左足でシュート。世界トップGKの1人オブラクに止められたが、はね返りがDFエルモソに当たってネットを揺らした。

「あそこのスペースはあくっていう、僕らの共通認識もありましたし、僕は動き出しを得意にしているので、その良さがかみ合った瞬間だと思います」。記録はオウンゴール。上田のCL初ゴールは“幻”となったが、両手を合わせて喜びをかみしめ、仲間に祝福された。9月の日本代表合宿で左脚を負傷し、セルティックとの初戦は欠場した。「いい準備をして、精いっぱいプレーする」。そう意気込んでいたFWが先発起用に応えた。

相手はCL常連のAマドリード。モラタに2発、グリーズマンにもゴールを許して逆転負けを喫した。それでも敵将シメオネ監督が「とても難しい試合だった。素晴らしいチームで、スピードがあり、危険で若い選手が多い」と上田らをたたえるなど、確実にインパクトは残した。