レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(23)が来季加入がうわさされるパリ・サンジェルマンのフランス代表FWエムバペについて、「ここにいる誰もがエムバペと一緒にプレーしたいと思っている」と明かした。
フランス誌フランス・フットボールが13日にビニシウスのインタビューを掲載。この中で、来季の去就が注目されているエムバペのRマドリード加入を心待ちにしていることを明らかにした。
「ここにいる誰もがキリアンと一緒にプレーしたいと思っている。いつかそうなることを願うよ。彼は世界最高の選手の1人であり、もしかしたら現時点で世界最高の選手かもしれない」
また、今年5月にアウェーで行われたスペインリーグ第35節バレンシア戦で逮捕者が出て裁判沙汰にまで発展している人種差別問題に関して次のようにコメントしている。
「そのようなことはこれまで何度もあったけど、バレンシアでは明らかに重大な形で起こった。大きな悲しみを感じたよ。僕がピッチに立つのは人々を幸せにするためだ。そして少数派だと分かってはいるけど、選手がプレーすることを考えられないくらい、あるグループが影響を与えることもある」
「僕は人種差別について多くのことを学んできたし、日々より多くのことを知っている。それは本当に複雑な問題だ。かつて人々は奴隷制度に苦しんでいた。僕はそのことに興味があるし、そのようなエピソードが二度と起こらないことを心から願っている。僕だけでなく、全ての選手、全ての人々、そして特に子どもたちに対してね。彼らはそのような瞬間に備えてはいない。僕は19歳の頃から人種差別の問題に興味を持っていたし、自分がどう反応すべきかを少し理解できるようになっている」
「状況が変わりつつあるのでうれしいよ。今後、法律も変わっていくだろうし、そのおかげでスタジアムで人種差別が起こることも徐々に少なくなっていくと思う。これまでそのことについて話し合ってきたし、バラン、キリアン(エムバペ)、ハキミ、ルカクなど多くの選手たちと話してきた。そのようなことが日々少なくなるように、みんなが一緒になって行動しなければならない」(高橋智行通信員)