セリエAモンツァに所属するアルゼンチン代表MFアレハンドロ・ゴメス(35)がセビリア時代のドーピング検査で陽性反応を示したことで、2年間の出場停止処分を受けたとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が20日に報じた。
アレハンドロ・ゴメスはセビリアに所属した昨季、ワールドカップ(W杯)参加を間近に控えた昨年11月の練習中の抜き打ちのドーピング検査で陽性反応が出たという。選手がクラブに話した説明によると、検査数日前の夜に気分が悪くなったため、本来薬を服用する前にやらなければならないクラブドクターへの相談を怠り、息子の風邪シロップを飲んだとのことだ。
セビリアと選手は欧州サッカー連盟(UEFA)から通知を受けていたため、この問題を数カ月前から認識していたが、正式に処分が下ったのは今週になってからだという。
アレハンドロ・ゴメスは今夏、双方合意の上で1年残る契約を解除した。その後、この問題を抱えていたため移籍先探しに難航しながらも、セリエAのモンツァ加入が決定。しかしここまで2試合にしか出場していなかった。
同紙はこの件に関し、「世界王者(※昨年のW杯で優勝)はすでに35歳のため、事実上、サッカー選手としてのキャリアに終止符を打つことになった」と伝えている。
(高橋智行通信員)