バルセロナ・ラポルタ会長「バルセロナがやることは全て悪」とのRマドリード至上主義を批判

バルセロナが21日にクラブの通常総会を開催した。ジョアン・ラポルタ会長(61)はその際、45分間のスピーチを実施してクラブの経済状況等を語った後、“社会学的マドリディスモ”という言葉を用いてRマドリードおよび、それを取り巻く人々などの動きを強く非難した。

「我々はスポーツ、経済、制度面で再びうまくいき始めているので外部から攻撃を受けている。ネグレイラ事件というクラブ史上最も強力な攻撃に苦しんでいる。しかし我々はそれを許すつもりはないし、いくら探しても何も見つかることはないだろう。我々はこれまで完全な透明性をもって説明してきたし、我々を非難していることについて何も証明されていない」

「ネグレイラ事件は我々がクラブ以上の存在であるということを嫌い、我々の名声を傷つけたいという人々に利用されている。マドリードに行くと、この国の全ての権力機関に社会学的マドリディスモが浸透していることに気づくだろう」

ラポルタ会長が主張する社会学的マドリディスモとは、Rマドリードがやることは全て善であり、バルセロナがやることは全て悪であるというイデオロギー。すなわち、Rマドリードがやることはどんな小さなことでも称賛し、バルセロナの成功はどんなに大きくとも最小限に抑えるというものである。

さらにラポルタ会長は自分たちの正当性を次のように訴えている。

「私は最初の会長時代、この社会学的マドリディズモに対抗し勝利した。そのせいで彼らは楽しい時間を過ごすことができなかったし、我々が眠っていると思われていた時、あの栄光の時代の会長が今、当時の主人公だったシャビ・エルナンデスとともに戻ってきたのを見た彼らの気持ちを想像してみてほしい。そして彼らは我々の下部組織が非常に優れた選手を何人も輩出していることに気づいている」

「彼らは自分たちの力について語られることを嫌うし、我々を不安定にしようとする陰謀の推進者だ。しかし我々は今行われている法的手続きに勝つつもりだ。我々は訴えられるようなことは何もしていないので、遅かれ早かれ無罪になるだろう。社会学的マドリディスモにとって悪い知らせがある。それは我々が今後、史上最高のバルサを再現するということだ」

またラポルタ会長はバルセロナが現在置かれている状況が大きく好転していることを強調した。

「我々が受け継いだ遺産はひどいものだったが、状況を改善しつつある。我々が直面していた困難からクラブを救ったので、会員の信頼を感じているよ」(高橋智行通信員)