トルコリーグ無期延期 FIFAエリート主審が失点に激高したクラブ会長にピッチで殴打される

トルコリーグ 顔面を殴打され倒れるメラー主審(ロイター)

トルコ1部リーグで前代未聞の殴打事件が起きた。

英BBCの報道によると、11日のリーグ戦第15節で、アンカラギジュとカリゼスポルが対戦。1-1のドローに終わった試合で、長いアディショナルタイムの後半52分にホームのアンカラギジュが同点ゴールを許してしまった。

すると激高したアンカラギジュのファルク・コカ会長がピッチに乱入し、ハリル・ウムット・メラー主審の顔面を殴打した。場は騒然とし、両チームのスタッフ、警備員が入れ乱れた。 メラー主審はピッチに横たわった状態で、ほかの数選手からも殴打を受けており、骨折もしているという。

トルコサッカー協会の売メフメット・ブユケシ会長は緊急記者会見を開き、すべてのリーグ戦の無期延期を発表した。「この夜の殴打はトルコサッカー界にとって恥ずべきものだ」と痛烈に非難した。

今回の殴打事件では逮捕者が出ている。トルコ国家は司法調査を開始。アリ・イェルリカヤ内務大臣は「強く非難する」と声明を発表し、コカ会長は病院での治療後に拘留されるという。

37歳のメラー主審はトルコのトップレフェリーで、国際サッカー連盟(FIFA)のエリート審判員のリストに名前を連ね、国際試合でも笛を吹いている。