Rマドリードのアンチェロッティ監督が元ドイツ代表MFクロースに来季残留を要請 現地紙報じる

アンチェロッティ監督(ロイター)

レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(64)が元ドイツ代表MFクロース(33)に対し、もう1年残留するように促していると、スペイン紙アスが20日に報じた。

クロースは先日、「僕にとって重要なのは高いレベルで引退すること」と語っていたように、出来る限り現役を続けたいと思うタイプではなく、衰えやパフォーマンスの低下を感じた場合、迷わず引退を決意するような選手だ。開幕時、ベンチスタートが多かったため、今季が現役最後のシーズンになるのではないかとうわさされていた。

しかし現在、過密日程でけが人が多発する中、来年1月4日に34歳の誕生日を迎えるにもかかわらず、これまでと変わらずトップレベルを維持。アンチェロッティ監督の戦術において必要不可欠な存在となり、再びレギュラーの座を確保している。

現在の契約は、クラブの30歳を超えた選手に対して1年ごとに契約延長するという方針により、来年6月30日までとなっている。同紙によると、同監督はこのような状況にあるクロースに対して、少なくともあと1年は引退を延期し、その卓越したプレーでサンティアゴ・ベルナベウのサポーターを楽しませるように何度も話しているとのことだ。同様にチームメートも契約延長を望んでいるという。

14年夏にバイエルン・ミュンヘンからRマドリードに加入したクロースの公式戦成績は、438試合出場、28得点96アシスト。その間、欧州チャンピオンズリーグ4度の優勝を含む、計20タイトルを獲得した。そして今季、チームの公式戦23試合中22試合(先発14試合)に出場し、1得点5アシストを記録している。

契約延長に関して、クラブも急いではいないものの、このままの状態が続けば、来季も再びRマドリードに残留すると同紙は伝えている。また、現役を続ける場合、Rマドリード以外でプレーするつもりはないとのことだ。(高橋智行通信員)