<FIFAクラブワールドカップ(W杯):マンチェスター・シティー4-0フルミネンセ>◇決勝◇22日◇ジッダ(サウジアラビア)
欧州覇者のマンチェスター・シティー(イングランド)が南米代表のフルミネンセ(ブラジル)に4-0で大勝し、クラブW杯初優勝を飾った。グアルディオラ監督(52)は指揮官として単独最多4度目のクラブ世界一。3度で並んでいたアンチェロッティ監督を上回った。
2023年だけで掲げたトロフィーは5つを数えた。22-23年シーズンは欧州チャンピオンズリーグ(CL)を含め、イングランド・プレミアリーグ、イングランド協会(FA)カップと主要3冠。8月には欧州リーグ(EL)覇者のセビリア(スペイン)との欧州スーパーカップも制しており、イングランドのクラブとしては史上初となる「5冠」を達成した。
グアルディオラ監督は「このクラブを誇りに思う。成し遂げたことは傑出した成果」と素直に喜びつつも「どれだけトロフィーを掲げても、我々はまた次のために戦う」と言った。
「トレブル(3冠)を獲得したことは特別なことで、さらに2つのトロフィーを加えた。5つの主要タイトルを保持することは、このクラブ、ファンの特異なメンタリティーを象徴する。これまでイングランドの他のチームは成し得なかったこと。この素晴らしい瞬間を永遠に忘れないでしょう」
希代の名将のマンチェスターCでのタイトル数は、プレミアリーグ5度、リーグ杯4度、FA杯2度、イングランドのシーズン開幕を告げるコミュニティーシールド2度。欧州CL、欧州スーパー杯、クラブW杯で各1度の計16となり、2016年の就任以来、獲得可能なタイトルは全て手にした。
▼フルミネンセ監督、見せ場作った
フルミネンセは4失点したものの、見せ場はあった。自陣ゴール前を横切るようなショートパスを平然と通し、マンチェスターCのプレスをかいくぐる場面も。ただ、決定機はGKエデルソンに阻まれた。ブラジル代表の監督も暫定的に兼任しているジニス監督は「結果は苦かったが、チームの振る舞いはみんなが見たいフルミネンセだった」と振り返った。試合後は40歳のフェリペメロらが相手と小競り合いになり、一時騒然となった。