CB不安のレアル・マドリード、今冬の移籍市場でブラジル代表DFホベルチ・ヘナンを獲得候補に

レアル・マドリード(ロイター)

レアル・マドリードが今冬、ゼニトに所属するブラジル代表DFホベルチ・ヘナン(20)を獲得候補に挙げているとスペイン紙アスが23日に報じた。

Rマドリードは現在、8月にミリトン(3月か4月に復帰の可能性あり)、今月にアラバ(今季絶望)が左足前十字靭帯断裂の重傷を負ったことで、センターバック(CB)がリュディガーとナチョの2人しかいない非常に厳しい状況に陥っている。そのため今冬の移籍市場で新たな選手獲得に動くか、それとも既存の選手(第一候補はチュアメニ)を同ポジションにコンバートするか、下部組織から選手を引き上げるかの決断を早急に下す必要がある。

そんな中、同紙によると補強候補の1人として、今年1月にコリンチャンスからゼニトに移籍金約1000万ユーロ(約15億5000万円)、28年6月30日までの5年契約で加入したホベルチ・ヘナンを挙げているとのことだ。

ホベルチ・ヘナンはRマドリードが求める、左利きで若く、将来有望であるという3大条件全てをクリアしているという。まだデビューしてはいないが、すでに今年に入りブラジル代表に初招集されており、来夏のパリ五輪に向けたU-23ブラジル代表に選ばれている。

実際に獲得する場合、移籍金は安価になるとのことだが、Rマドリードは選手のパフォーマンスを評価するため、来夏の買い取りオプション付きの半年間の期限付き移籍での契約を優先的に考えているとのことだ。

ホベルチ・ヘナンの保有権に関して、ブラジルにはよくあることだが、50%をゼニトが保持し、残り50%をコリンチャンス、ホベルチ・ヘナン、代理人などが分け合っているという。

しかしホベルチ・ヘナンを獲得するには大きな問題がある。それはウクライナ侵攻の影響により、ロシアのクラブに10万ドル(約1400万円)を超える金額を支払うことや、プーチン大統領に関係のある人物や企業との取引を禁止されていることだ。

間もなく冬の移籍市場がオープンするため、Rマドリードに何らかの動きが見られるかもしれない。(高橋智行通信員)