レアル・ソシエダードのジョキン・アペリバイ会長(57)がクラブの地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアのインタビューに応じた。そのもようを同紙が1日に伝えている。
Rソシエダードがシーズン後半戦の準備を継続する中、ジョキン・アペリバイ会長がノティシアス・デ・ギプスコア紙のインタビューで日本代表MF久保建英の去就に関するさまざまな質問に答えた。
まずマンチェスター・ユナイテッドが久保獲得を狙っているという報道について、「我々には何の情報もないし、どのクラブからも連絡を受けていない。久保だけでなく、我々の選手たちを悩ませるクラブが存在しないことを願っている」と述べた。
続けて、マンチェスター・ユナイテッドが久保を欲しがっていることを知っているかという質問に対しては、「何も知らない」と即答した。
昨夏、サウジアラビアリーグのクラブから久保にオファーがあったことが事実かについては、「我々には何の情報も届いていなかった。彼らが直接話し合ったかについては分からないがね。選手たちには昨夏、何度もコンタクトがあったが、退団できるようにプレッシャーをかけてくる選手は1人もいなかったし、彼らは皆、ラ・レアル(※Rソシエダードの愛称)に残ることを望んでいた」と連絡がなかったことを明かした。
またアペリバイ会長は、「久保は“金脈”であり、子供たちに愛され、ユニフォームが最も売れている選手の1人だ」という記者の発言を受け、「ユニフォームはよく売れているが、実際は他の選手たちと同じようなものだ」と久保だけが突出しているわけではないことを強調した。
さらに久保がこんなにも人気者になることを予想していたかを問われると、「我々はタケのことを、スポーツ面のパフォーマンスを期待して獲得したんだ。我々が特に求めたのはそのことであり、彼との契約にそれ以外のことは求めなかった。我々が選手を獲得する時、スポーツ面のパフォーマンスを重視しており、タケは最初からそれを発揮してくれた」と見解を述べた。
Rマドリードが久保を獲得する場合、いくら支払う必要があるかについては「契約解除金は全てのチームが同じだが、それとは別にRマドリードは、我々が久保を第三者に売却した場合、キャピタルゲインの50%を受け取る権利を保有している」と契約条項を改めて明かした。しかし、Rマドリードが久保を買い戻そうとしているかについては「分からない」と答えるに止まった。
また、Rソシエダードが新たな日本人選手の獲得を考えているかという質問に対しては、「それはコーチングスタッフが決めることで、我々が知るのは彼らがその意思を固めた時だ。数年後にその状況が変わるかどうかは分からないが、今のところ我々は、経済面ではなくピッチでのパフォーマンスを優先している」とマーケティングではなく、実力を重視でしていることを訴えた。(高橋智行通信員)