川崎フロンターレから、米メジャーリーグサッカー(MLS)のロサンゼルス・ギャラクシーへの移籍が決まったDF山根視来(30)が23日、羽田空港から米ロサンゼルスへ向かうため、出国した。
川崎Fの不動の右サイドバックで2度のリーグ優勝と2度の天皇杯優勝に貢献。FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会にも出場した。
アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の決勝トーナメントが控える中での海外挑戦に「いろんな環境でサッカーをしたいと。そこが一番大きい。ACLで感じたことを日常にしたい思いがあった。MLSはフィジカルが前面に出るリーグ。自分もそこを伸ばしたいと思っていた」と決断の理由を明かした。
キャンプを経て開幕は2月26日。開幕の相手は、アルゼンチン代表FWメッシ、FWスアレス、MFブスケツ、DFジョルディ・アルバら「旧バルサ軍団」を擁するインテル・マイアミだ。
世界が注目する一戦に「それはもちろんうれしい。その場に立たないといけない」とし、メッシとのマッチアップの可能性にも「世界最高の選手。一緒のピッチに立って感じられるのはサッカー選手としては大きな喜びの1つ。誰も止められない選手で、どれだけすごいか体験できる機会でもある。その中で自分が分かるものもある。純粋に楽しみたい」とワクワク感を口にした。
ロサンゼルスギャラクシーには、日本代表でともにプレーしたDF吉田麻也も所属している。移籍前、吉田に環境などについて話を聞いたという。「環境、言葉、文化。何もかも違うところで人としてタフになるのもそうですし、まずは早く順応して、今までもそうですが、目の前のことをやり続けた結果、今がある。そのスタイルでいきたい」と意気込んだ。
1年目の目標は「試合に出続けて活躍すること」と挙げる。ロサンゼルスは野球のメジャーリーグ・ドジャーズに大谷翔平、山本由伸が加入し、NBAにはレイカーズの八村塁がプレーする。日本人の活躍が期待され続けるロサンゼルスで、山根の挑戦が始まる。【岩田千代巳】