<スペイン国王杯:Aマドリード1-0セビリア>◇25日◇準々決勝◇マドリード
アトレチコ・マドリードが運も味方に4強進出を果たした。ラウンド16でレアル・マドリードを下し、勢いに乗る中でホームにセビリアを迎えて1-0と辛勝した。
1点を争う接戦となった試合は後半34分、Aマドリードは途中出場のMFコレアがペナルティーエリア右に進入し、DFをかわして中央へグラウンダーのパス。FWデパイが滑りながら押し込み、均衡を破った。
1点を追うセビリアの反撃を食らい、防戦となる中、アディショナルタイムにMFリバスが左サイドからエリア内へ進入したMFラメラをスライディングで倒してしまった。
PK献上かと思われたが、VARが介入。オンフィールドレビューの末、ジル主審は両手を広げてPK判定を取り消した。前半にもエリア内でセビリアの選手が倒される場面があったが、ここもノーファウルだっただけに、運に味方された展開となった。
一方でAマドリードは前半26分にPKを獲得した。DFモリーナが倒され、絶好の先制機。だがキッカーのMFグリーズマンは不運にも軸足を芝生で滑らせてしまい、シュートをゴールはるか上へと打ち上げる「宇宙開発」でフイにしていた。
両チームの勝負への執念から、激しく球際で競り合った試合。判定も含め、エリア内の攻防が勝負を分けるポイントとなった。
シメオネ監督は試合後の会見で「幸運なことに、(途中から)入った選手たちが私の頭の中のイメージに基づいてプレーしてくれた。前半はいい内容でなかっただけに、勝利した喜びをかみしめている」などとコメントした。