V弾アシストの久保建英、文句なしのマッチMVP クラブ史上初の5季連続欧州カップ戦進出

レアル・ソシエダード久保建英(ロイター)

<スペインリーグ:Rソシエダード1-0バレンシア>◇16日◇第36節◇サンセバスチャン

レアル・ソシエダードMF久保建英(22)がホームのバレンシア戦で決勝点をアシストし、今季9度目のマッチMVPを獲得した。1-0と勝利したチームは、欧州カンファレンスリーグ(ECL)進出の7位以上が確定。クラブ史上初となる5季連続の欧州カップ戦進出を決めた。

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アクロバチックなスーパープレーが得点を生んだ。前半3分、左サイドから鋭いクロスがファーサイドのスペースへ鋭く飛ぶ。久保が全速力でボックス内へと走り込む。最後はゴールライン際、体を投げ出し左足のアウトを使ってワンタッチでゴール前へ折り返し。フワリと浮いたボールをFWアンドレ・シウバは頭で押し込むだけだった。

3試合ぶりの先発出場で気合十分だった。常に久保のいる右サイドが攻撃の起点となった。ドリブルやワンツーでニアゾーンへと積極的に進入。繰り返しファウルを受けた後半、倒されるや相手選手の胸を突いて怒りをあらわにした。誰よりも熱く、最後までピッチに立ち続けた。文句なしのマッチMVPだった。

地元紙ノティシアス・デ・ギプスコアは「彼のアシストはチケット代の価値がある。かなり積極的にプレーし、集中していた。トライし続け、相手に何度も蹴られていた」と絶賛し、チームトップタイの7点(最高10点)をつけた。

この勝利でチームは7位に与えられるECL進出をクリア。5季連続の欧州カップ戦切符をつかんだ。次節19日には7位ベティスとの直接対決で、今度は欧州リーグ進出の6位を争う。再び右サイドの「必殺仕事人」久保が勝負を左右しそうだ。【高橋智行通信員】