スペイン1部レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(65)が、来年から新方式となるFIFAクラブワールドカップ(W杯)に「参加しない」と爆弾発言したという騒動について、クラブ公式サイトが完全否定した。
10日、クラブW杯に関する公式声明を発表。「FIFAが2024-25年シーズンに開催するクラブ杯への参加に、疑問を抱いたことなど1度もないことをお伝えしたい。我々のクラブは、世界中の何百万人ものファンに新たなタイトルを夢見てもらうため、誇りと最大限の熱意を持って臨むつもりだ。公式戦には予定通り参加する」と断言した。指揮官の“出場回避方針”を完璧に打ち消した。
同監督は、地元イタリアの新聞イル・ジョルナーレのインタビューに応じ、米国で来夏、新たな形式で開催されるクラブW杯について質問され「選手もクラブも、その大会には参加しないよ。マドリーの試合には1試合で2000万ユーロ(約33億円)の価値があるのに、FIFAは大会全体でそれだけの金額しか払わないつもりでいる」と少ない報酬を理由に挙げていた。
一方、レアルの公式声明と同じタイミングで、アンチェロッティ監督も自身のX(旧ツイッター)に新規投稿した。
「イル・ジョルナーレ紙のインタビューでは、私の言葉は、私の意図したように解釈されていない。Rマドリードでメジャータイトルを目指して戦い続ける絶好の機会だと考えている。この大会に出場する可能性を否定することほど、私の関心と、かけ離れていることはない」
今季、欧州チャンピオンズリーグ(CL)で自らの史上最多を更新する15度目の優勝を果たしたRマドリードは、新クラブW杯の出場権を獲得済み。新大会は4年に1度の開催となり、参加32チームに拡大。来年は米国で行われる予定だ。