【ユーロ】フランス4強!エムバペ不発もPK戦でポルトガル下す ロナウド大会最年長得点ならず

ポルトガル代表ロナウドと対峙するフランス代表エムバペ(ロイター)

<欧州選手権(ユーロ2024):ポルトガル0-0(PK3-5)フランス>◇5日(日本時間6日)◇準々決勝◇ハンブルク

フランスがポルトガルをPK戦の末に下し、4強へ勝ち上がった。スコアレスドローで延長戦を終え、PK戦で5人全員がゴールを決めた。準決勝では開催国のドイツを下したスペインと対戦する。

25歳のフランス主将キリアン・エムバペ(レアル・マドリード)と39歳のポルトガル主将クリスティアーノ・ロナウド(アルナスル)。両チームのエース対決が勝負のポイントだった。

しかし前半からマークが厳しく、思うような形でシュートチャンスに持ち込めない。均衡を破れないまま時間だけ過ぎた。鼻骨骨折で黒のフェースマスクを装着するエムバペは後半9分、ポルトガルMFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティー)がヘディングしたボールが顔面に当たり、その場に倒れ込んだ。試合はストップ。鼻にダメージを負い、プレーも精彩を欠いた。

それでもエムバペはアディショナルタイムの後半48分、先に決定機を迎えた。FWデンベレ(パリサンジェルマン)のパスを受けてゴール右隅を狙ったコントロールシュート。だがコースが甘く中に入った。ポルトガルGKディオゴ・コスタ(FCポルト)は難なくキャッチし、土壇場での決勝点とはならなかった。

一方のロナウドも後半にこぼれ球からヒールキックでゴールを狙う場面が唯一の見せ場。ここはフランスGKメニャン(ACミラン)にブロックされた。そして延長前半3分に待望の絶好機がやってきた。右サイドをベルナルド・シウバがえぐり、中央へ折り返し。右足で直接狙ったが、ボールを抑えきれずゴール上に大きく外す。思わず頭を抱えた。

延長後半、フランスのピッチにエムバペの姿はなかった。FWバルコラ(パリサンジェルマン)が代わりに投入された。ベンチに下がっても、鼻に手をやりきにするそぶりを見せた。世界最高のスター本来の姿はどこにもなかった。

ロナウドは延長後半も最後までプレー。右CKから直接右足でボレーを打とうとしたが、DFウパメカノに体ごと抑えられ、ボールは足に当たることなく流れた。

エースが不発の中、両チームともに決定機を作りながらそれを生かせず。スコアレスドローとなり、4強進出はPK戦に委ねられた。

ロナウドはPK戦の1人目で登場し、落ち着いてゴール左へ成功。ガッツポーズでチームを鼓舞した。だがポルトガルは3人目のFWジョアン・フェリックス(バルセロナ)がシュートを左ポストに当てて失敗。

フランスはデンベレ、フォファナ(モナコ)、クンデ(バルセロナ)、バルコラ、エルナンデス(ACミラン)の5人全員が決めて5-3と勝利した。

ポルトガルは大会史上最年長の41歳DFペペ(ポルト)が年齢を感じさせないプレーを見せたが、敗北に涙を流した。史上最多6大会連続出場のロナウドは今大会ノーゴールに終わり、最年長ゴール記録は樹立できなかった。

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