スペイン代表のデラフエンテ監督(63)がフランスとの大一番を間近に控え、相手のエースであるエムバペに関して、「彼の状態が50%であったとしても他の選手の100%」と警戒した。
スペインは9日にミュンヘン(ドイツ)で開催される欧州選手権準決勝でフランスと対戦する。
試合前日の8日にデラフエンテ監督が記者会見に出席した。そのもようをスペイン紙アスが伝えている。
デラフエンテ監督はフランス戦について「ハードワークの末に手に入れたチャンスであり、欧州選手権決勝にもなり得る試合だ。ミスが少ない試合になると思う。いつも通り自分たちらしいプレーができるように努力する」とコメントした。
どんな結果になろうとも自分たちが今大会のベストチームだと思うかという質問に対しては、「私にとっては自分のチームがベストだが、我々はフランスと対戦する。彼らも自分たちと同じようにとても良いチームだよ」と印象を語った。
スペインが近年変わった点については「監督交代のあったチームだ。我々は違うスタイルを導入し、今と比べ良くも悪くもなかった当時のチームにひねりを加えたいと思っている」と説明した。
また、デラフエンテ監督は絶好調のFWニコ・ウィリアムズが現在、エムバペよりも優れているかという質問に対して、「どちらも素晴らし選手だが、私にとっては自分たちの選手がベストだ」と答えるにとどまった。
そして調子の上がらないエムバペについて「予測不可能な選手だ。彼の状態が50%であったとしても他の選手の100%だよ。彼はひとつのアクションで試合を解決できる。エムバペは天才でありハイクラスだ。我々は彼を最小限に抑えられるように努めるだろうし、私は自分たちのポテンシャルに自信を持っている。私はこの代表をただただ、信じている」と言及した。
(高橋智行通信員)