<ユーロ(欧州選手権2024):スペイン2-1フランス>◇9日(日本時間10日)◇準決勝◇ミュンヘン
スペインFWラミン・ヤマル(バルセロナ)が16歳362日の大会最年少ゴールを決めた。2004年にスイスのヨハン・フォンランテンが記録した18歳141日(対フランス)を塗り替えた。
1点を追う前半21分、ゴール前右のペナルティーエリア外でボールを持つと、対峙(たいじ)した相手を巧みなドリブルで右、左と揺さぶり、左足を振り抜いた。カーブキックで巻いて左ポストに当ててゴールイン。鮮やかなコントロールシュートで1-1の同点とした。
マンオブザマッチに輝いたヤマルは「決勝に進めて興奮している。しかし、最も大事なこと、優勝はできていないからね」と冷静に話した。
美しいゴールだった。シュートを打つ前に、巧みなドリブルでコースをつくる動きも含めて完璧なプレーだった。
「ゴールが決まった瞬間は純粋な高揚感でいっぱいだった。僕は何が起こったか考えないようにしている。自分自身が楽しみたいし、チームを助けたい。すべての試合に勝つためにここにいるし、そして土曜日の17歳の誕生日をチームメートとドイツで祝える」と喜びを口にした。
今大会は先発起用されてこの日のゴールに加え3アシストも記録。史上最多4度目の優勝へ、ヤマルがチームをけん引している。