久保建英、ロングボールを頭で落とし先制点の起点 Rソシエダードがオサスナ下し国王杯4強進出

レアル・ソシエダード久保建英(2024年撮影)

<スペイン国王杯:Rソシエダード2-0オサスナ>◇6日(日本時間7日)◇準々決勝◇レアレ・アリーナ

【サンセバスチャン=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(23)の所属するレアル・ソシエダードが、ホームでオサスナを2-0で下し、準決勝進出を決めた。

2日のリーグ戦ではアウェーで1-2と敗れていた。同じオサスナとの中3日での再戦に快勝した。

4-3-3の右ウイングで先発出場した久保は前半21分、先制点の起点となった。GKレミロからのロングボールを相手選手の前に入ってヘディングで落とし、FWバレネチェアがワンタッチでFWオヤルサバルへ送り、再び受け直したバレネチェアが巧みなかわしから左足でゴールを奪った。

Rソシエダードは前半31分、ハイプレスから追加点を挙げた。オサスナGKセルヒオ・エレーラからイケル・ムニョスに出したパスに対し、MFパブロ・マリンが猛然とプレスをかけてミスを誘発。これをオヤルサバルが拾ってゴール前で横パスを出し、MFブライス・メンデスが無人のゴールに蹴り込んで2点差にした

前半36分にはオサスナDFカテナがハイボールを競りに際、先にボールに触ったブライス・メンデスの背中に飛び蹴りを喰らわす危険なプレーで一発退場になった。

2点リードの上に数的優位となったRソシエダードは、ホームで落ち着いて試合を進めた。前半追加タイムの48分、久保に決定機が訪れた。しかし右足のシュートは惜しくも枠に飛ばせなかった。

久保は後半7分、自らのドリブル突破で得た右CKから2本続けて鋭いボールをゴール前に送った。あと1歩でゴールとなる場面だった。

2試合連続の先発出場という中、得点こそ奪えなかったが後半36分にFWベッカーと交代するまで、攻守に渡って走り続ける献身的なプレーが目立った。際立つパフォーマンスは発揮できなかったが、交代でピッチを去る際、観衆からスタンディングオーベーションを受けた。