【欧州CL】バルサ・フリック監督「ポジティブな点は3度リードされた後に追いつけたこと」

ドローに終わったバルセロナの選手ら(ロイター)

バルセロナのフリック監督(60)がクラブ・ブルージュ戦後、「この試合のポジティブな点は3度リードされた後に追いつけたこと」と見解を述べた。

バルセロナは4日にアウェーで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)1次リーグ第4節でクラブ・ブルージュと対戦した。ボール支配率で大きく上回るも、ハイラインの裏を立て続けに破られ3度リードを許した。しかし、そのたびにフェラン・トーレスとヤマルの得点、オウンゴールで同点に追いつき、最終的に3-3で引き分けた。

フリック監督が試合後、記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、チームの脆弱(ぜいじゃく)な守備に関して、「今日はそれを目の当たりにした。我々は中盤でプレスをうまくかけられなかった。もしデュエルに勝てなければ、最終ラインでスピードのある選手を抑えるのは難しい。あらゆることを分析し、選手たちと話し合い、改善に努めなければならない」と返答した。

守備面で必要な変更点については、「我々はディフェンディングサードで守ることもできるが、より良いプレーができるので、自分たちの哲学を貫いていく。もしインテンシティーがなければ、特に欧州CLでは何もできない。クラブ・ブルージュは予想通り、とても良いプレーを披露した。選手たちにもそのことを伝えたよ。相手の先制点は昨シーズンなら、2メートルのオフサイドだったはずだ。我々は自分たちの考えでプレーしたいと思っている。我々にとって3-3はベストの結果ではない。この試合のポジティブな点は、3度リードされた後に追いつけたことだ。とはいえ、この件については話し合う必要がある」とコメントした。

またフリック監督は現在の状況について、「今はベストの瞬間ではないことを理解しているが、ポジティブに捉え、国際Aマッチ期間後にジョアン・ガルシア、ラフィーニャ、ペドリが復帰し、ダニ・オルモとレバンドフスキがレベルアップすれば、良くなると思っている」と強調した。

恥骨の問題を抱えながらも素晴らしいパフォーマンスを発揮しているヤマルについては、「ラミンがあのようなレベルでプレーしているのを見られてうれしいよ。しかし、先週日曜日に話したように、彼が次の試合に向け、どんな状態になっているか正確には分からない。彼がそれをうまくコントロールすることが重要だ。好調を維持できることを願っているが、彼の状態がどうなっているかは正確に伝えられない」とまだフィジカル面に問題を抱えていることを示唆した。

バルセロナは欧州CL1次リーグを半分消化し、4試合2勝1分け1敗の勝ち点7という成績で11位。25日にアウェーで行われる第5節で、12位のチェルシーと対戦する。(高橋智行通信員)