実況アナ絶叫「イタリア、三たび、心臓が止まりました」3大会連続でW杯を逃す悲劇、敗退瞬間に

<W杯予選欧州プレーオフ:ボスニア・ヘルツェゴビナ1(4PK1)1イタリア>◇A組決勝◇ゼニツァ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の欧州プレーオフで最も注目されていたが崖っぷちのイタリアは、PK戦の末に敗退した。ボスニア・ヘルツェゴビナに屈した。後攻のイタリアが1人目と3人目で外し、先攻のボスニア・ヘルツェゴビナは4人目まで全員が成功。容赦なくイタリアの敗退が決まり、ボスニア・ヘルツェゴビナの突破が決まった瞬間、生配信していたDAZNの実況、北川義隆アナウンサーが絶叫した。

「(ボスニア4人目が)決めました。4人全員が決めて、2014年以来2度目のW杯出場を決めたのはボスニア・ヘルツェゴビナ。イタリアは三たび、三たび、心臓が止まりました。イタリアのW杯、進出はなりませんでした、死闘をPK戦で制したのは、ボスニア・ヘルツェゴビナです。W杯4度優勝のイタリア、W杯の扉を開けることはできませんでした」

イタリアは前半15分に幸先よく先制したものの、前半のうちにDFバストーニが退場。数的不利の後半34分に追いつかれた。延長戦は得点なく、死闘はPK戦にもつれ込み、力尽きた。

W杯でドイツと並ぶ歴代2位の優勝4度を誇るイタリアだが、過去2大会は予選敗退していた。18年ロシア大会と22年カタール大会に出られなかった一方、その間に欧州選手権を制する強さがありながら、運からも見放されていた。過去の対戦成績はイタリアが4勝1分け1敗と勝ち越していたが、世界的GKのドンナルンマ主将(マンチェスター・シティー)をもってしても止められなかった。

欧州予選では6勝2敗で組2位。8戦全勝のノルウェーが1位で、プレーオフに回らされていた。その準決勝では北アイルランドを2―0で破り、この日を迎えたが、またも悲劇に見舞われた。

ボスニア・ヘルツェゴビナは14年ブラジル大会以来2度目の本大会でB組に入り、カナダ、カタール、スイスと対戦する。