<W杯予選欧州プレーオフ:チェコ2-2(PK3-1)デンマーク>◇D組決勝◇プラハ(チェコ)
FIFAワールドカップ(W杯)北中米大会の出場権、残り6枠を懸けた最後の戦いとなる欧州プレーオフ決勝が行われた。
D組は、チェコがデンマークを2-2からのPK戦を3-1と制し、20年ぶり10度目の出場を果たした。
2度先行しながら追い付かれる激闘となった。前半3分、CKからMFシュルツ(リヨン)の目の覚めるような右足ボレーで幸先良く先制した。しかし追加点を奪えない中、後半27分にFKからMFアンデルセン(フラム)に頭で押し込まれた。セットプレーにはセットプレーで返された。
両者譲らず延長戦に突入。その前半10分にチェコはロングスローを起点にゴール前へ押し込み、最後はDFクレイチ(ウルバーハンプトン)が得点した。1歩リードしたが、後半6分に欧州CLで大躍進したボデグリムト(ノルウェー)所属のFWホグにCKから頭で押し込まれ、またしてもセットプレーから失点した。
2-2で迎えたPK戦でGKコバール(PSVアイントホーフェン)が活躍。威圧感ある立ち姿で1人目はゴール枠を外させ、3人目のキックをセーブ。さらに4人目のキックミスも誘い、3-1と完勝した。
74歳になるコウベク監督は「選手たちに担ぎ上げられた瞬間、涙が出ました。これはチームにとって、私にとって最大の成功です」と喜びをかみしめた。
チェコはW杯1次リーグA組に入り、メキシコ、南アフリカ、韓国と対戦する。