鉄人ゲンク伊東純也「いやー、さすがにでないと思った」歴史的勝利から中2日で緊急出場

ベルギーリーグ、プレーオフ2の初戦、アントワープ対ゲンクに出場したゲンクMF伊東純也(撮影・佐藤成)

<ベルギーリーグ:アントワープ1-2ゲンク>◇3日(日本時間4日)◇プレーオフ2◇第1節◇ボサイル・スタディオン

【アントワープ(ベルギー)佐藤成】日本代表MF伊東純也(33)が所属するゲンクが敵地で、GK野沢大志ブランドン(23)、綱島悠斗(25)がいるアントワープに2-1競り勝った。野沢と綱島は先発、イングランド戦から中2日の伊東は後半14分から途中出場した。

日本代表の歴史的勝利の興奮冷めやらない中、伊東が自チームでピッチに立った。3月28日のスコットランド戦で約30分間、同31日のイングランド戦で80分間出場したが、味方が負傷するアクシデントで真っ先に名前を呼ばれた。

「いやー、さすがにでないと思ったんですけど」と苦笑いを浮かべつつ「ちょっとアクシデントもあって急きょ出ることになったので、ちょっと体は重かったなと思いますけど、勝ててよかったなという感じです」と胸をなで下ろした。

最初は左サイドに位置したが、途中で代表と同じ右のウイングバックに。終盤には1列上がったシャドー(トップ下)のポジションに入ってプレーした。疲労がたまる代表ウイーク明け直後にもかかわらず、10番の使命感ともとれる献身的な動きを披露。代表でも手応えを得たシャドーとワイドの2ポジションでチームの攻撃を活性化させた。

終盤は相手に押し込まれたが、体を張った守備をみせた。「けがもしないで来られたので、来週にはしっかりとコンディションを合わせて来られたらいいかなと思います」と第2戦以降を見据えた。

チームは前半終了間際に左サイドをうまく崩して先制すると、後半6分にもPKから効果的に加点。終盤の1点失ったが逃げ切った。1位になれば欧州カンファレンスリーグの出場権につながる重要なプレーオフの初戦をものにした。