バルセロナ次期会長(※3月の会長選挙で再選したが、正式就任は7月1日)のジョアン・ラポルタ氏が欧州チャンピオンズリーグ(CL)の判定を巡り、「あれは恥ずべきものだった。我々がされたことは許されるものではない」と非難した。
バルセロナは14日にアウェーで行われた欧州CL準々決勝第2戦でアトレチコ・マドリードに2-1で勝利するも、2試合合計2-3で敗退し、2季連続の準決勝進出の道が断たれた。ラポルタ氏が翌日、判定に不満を述べたもようをスペイン紙アスが伝えた。
ラポルタ氏はまず「準決勝に進出したアトレチコは祝福するが、昨日の試合の判定とVARは非難すべきものだ。あれは恥ずべきものだった。我々がされたことは許されるものではない。第1戦では明らかなPKの笛が吹かれず、さらにイエローカードでいい場面で選手(クバルシ)が退場になった。ジュリアーノ(シメオネ)はボールをコントロールできていなかった。主審は正しい笛を吹いたが、VARによって判定が覆され、レッドカードで我々は大きな痛手を負った」と訴えた。
続けて、「判定が非常に不利に働いた対戦であり、第2戦でも同じことが起こった。クンデが十分にボールに追いつけた状況だったにもかかわらず、選手が退場させられた。エリック(ガルシア)は最後の一人ではなかった。主審はイエローカードを提示し、それは正しい判定だったが、VARによって覆された。あれも誤審だ。さらに、フェラン(トーレス)のゴールはゴールだったし、ダニ・オルモはPKに値し、フェルミン(ロペス)への打撃については好きに評価できるが、許しがたい行為だ。唇が切れ、縫合されている間、言葉にできないほどの苦痛を感じていたが、カードすら出されなかった」と非難した。
さらに、第1戦でAマドリードDFプビルのハンドによるPKが見逃されたことに対するクラブの異議申し立てがUEFA(欧州サッカー連盟)に却下されたことについて、「容認できない。我々は苦情を訴えたが、UEFAから受理できないとの回答を受けた。我々は今、なぜそれが受理されなかったのか説明を求めている。さらに、昨日の判定は許容できるものではないので、新たに異議申し立てを行う予定だ。我々は明らかに不利な判定が下されている」と不満を述べた。(高橋智行通信員)