ブラジル・サッカー連盟(CBF)と同国代表のカルロ・アンチェロッティ監督(66)が、リオデジャネイロで18日(日本時間19日)に会見し、FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会に出場するチームに34歳のFWネイマール(サントス)を電撃選出した。23年10月のW杯南米予選以来2年7カ月にわたってセレソンから遠ざかっていたが、サプライズ復帰で4度目のW杯となる。その理由について、名将に質問が集中した。
全26人の中、滑り込んだ元10番の起用は、中央寄りのFWにする方針を示し「はっきり、正直に、率直に言いたい。彼がプレーに値するならばプレーさせる。それは練習で決まる。期待をたった一人の選手に集中させるべきではない」と力を込めた。
続けて「(注視してきた)1年を通しての評価は、あくまでフィジカル面に限られる。我々は常に、その点を強調してきた。彼にとっては常にフィジカルが課題だった。その中で直近の数試合は継続して出場している。W杯の初戦までにコンディションを向上させることは可能だ。この種の大会での経験やチーム内での信頼関係が、最高のパフォーマンスを引き出す環境づくりに役立つだろう」とも説明した。
ネイマールは23年10月に左膝の前十字靱帯(じんたい)を断裂。1年かけて治療とリハビリに取り組んできた。昨年1月に母国の古巣サントスへ復帰してからも同年12月の半月板損傷など負傷やトラブルを繰り返してきたが、昨年は28試合で11得点4アシスト、今年はここまで15試合で6得点4アシストと状態を上げていた。
ブラジルは1次リーグC組でモロッコ、ハイチ、スコットランドと対戦。決勝トーナメント1回戦(ラウンド32)でF組の日本と対戦する可能性がある。