レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)がシーズン終盤の起用法に関して、マタラッツォ監督との間に重要な取り決めがあったとスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が25日に報じた。
久保は1月のけがから復帰した後、出場時間が減少し、今季最後の2試合(バレンシア、エスパニョール)はピッチに立つことなくシーズンを終了した。同紙はこれに関して、「Rソシエダードはチームがすでに目標を達成したシーズン終盤において、久保の健康と代表での将来を優先したようだ」と説明。そして、「あらゆるフィジカル面のトラブルを回避するため、マタラッツォ監督と暗黙の紳士協定のようなものを結んでいた」と伝えた。
つまり、クラブは開幕が間近に迫るFIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会を念頭に置いている久保のけがが再発しないように、徹底的に保護する戦略を取ったという。その結果、久保は疲労の蓄積なく、万全の状態でW杯に臨めるように、控え選手としての役割を受け入れたとのことだ。
マタラッツォ監督はエスパニョール前日の記者会見で、「私がここに来てから最初の数週間、タケの素晴らしい姿が見られた。負傷後はまだそのレベルに達していないが、非常に高いクオリティーを備えている」と擁護しつつ、「数多くのチャンスを作り出す選手だが、他のタイプの選手が必要になる時もある」と起用法について言及した。(高橋智行通信員)