欧州CL優勝のパリSG祝賀ムードが暴動に発展…780人逮捕、450人拘束、291人負傷

パリ・サンジェルマンの優勝を祝うファン(ロイター)

サッカー欧州チャンピオンズリーグで優勝したパリ・サンジェルマンの祝賀会が暴動に発展。

フランス警察が780人を逮捕したと31日(日本時間1日)、複数のフランス・メディアで報じられた。30日にブダペストでアーセナル(イングランド)をPK戦の末に下して連覇を達成。フランス・パリで祝賀ムードが高まる中、バス、電車の運行に支障をきたす混乱を回避するために数千人の警官が配備されていた。

パリ中心部のシャンゼリゼ通りには熱狂的なファンが集まり、花火などが打ち上げられて群集と赤い煙で埋め尽くされた。大通りに押し寄せたファンが次第に警官と衝突。群集を解散させるため警察官が催涙ガスを使用した。フランス当局によると31日未明までに780人が逮捕され、450人が拘束、291人に負傷したという。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領は「このような事態になれてしまうのは望ましくない。30日夜、パリをはじめとする各地で、夜通し容認できない暴力行為が繰り広げられた」と不快感を示した。

またローラン・ニュネス内務大臣は「非常に強力で確固たる体制が整っている。パリ・サンジェルマンのサポーターではない、試合すら観戦していないような人達が騒ぎを起こしたり、混乱を引き起こしたりするためにやっている。そうした行為を阻止するためだ。われわれの対応は非常に毅然(きぜん)としている」と強調していた。