レアルのビニシウスが希望する契約延長内容をスペイン紙報道 肖像権でエムバペと同じ条件求める

ブラジル代表ビニシウス(2026年6月撮影)

レアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(26)が希望する契約延長の内容をスペイン紙アス電子版が3日に報じた。

ビニシウスは来年の6月30日で満了する契約延長に関して、Rマドリードと1年以上前に交渉を開始したものの、合意がないまま1年を切り、間もなく最後の話し合いが行われる予定である。同紙はこの状況を受け、ビニシウスが前回契約延長した際の内容や現在求めている条件等について説明した。

ビニシウスは22年に契約を27年6月30日まで5年間延長し、給料総額は手取り7500万ユーロ(約138億7500万円)となった。これは年平均にすると1500万ユーロ(約27億7500万円)だが、1年目は1000万ユーロ(約18億5000万円)、最終年の今季は1800万ユーロ(約33億3000万円)という、年を重ねるごとに増額される内容になっていた。

さらにこの契約には、バロンドールやザ・ベストFIFA最優秀選手賞を受賞した場合、200万ユーロ(約3億7000万円)のボーナスが加算される条項も含まれている。

そして今回の契約延長交渉に関して、最後に話し合いが行われたのは昨年のクラブワールドカップ後だった。その際、ビニシウス側は当初要求していた年俸手取り約3000万ユーロ(約55億5000万円)を2000万ユーロ(37億円)まで大幅に引き下げ、クラブ側も当初より高い年俸を提示し、大きな歩み寄りが見られた。これにより合意が間近に迫ったものの、最終的に交渉が行き詰まっている。その原因として同紙は、契約延長ボーナスや肖像権が協議の対象になっているためだと指摘した。

Rマドリードはフリーで獲得したエムバペに対して莫大な契約ボーナスを支払い、高額の年俸を払わない代わりに肖像権に関してほぼ100%の保有を認めているとのことだ。ビニシウスは現在、ナイキ、ペプシ、プラダなど18の国際企業と契約を結んでいるため、特に肖像権に関してエムバペと同じ条件を求めていると伝えている。(高橋智行通信員)