バレンシアのMF佐藤龍之介(19)が新シーズンに向けた最後のテストマッチでプレシーズン2点目を記録した。
26−27年シーズン開幕が間近に迫るバレンシアは13日、スペイン3部エルクレスと対戦した。FC東京から今夏、移籍金400万ユーロ(約7億4000万円)の5年契約で加入した佐藤はスタメン入りした。
この一戦の先発メンバーは、GK=ディミトゥリエフスキ、DF=ガモン、タレガ、ペペル、デ・ハース、ヘスス・バスケス、MF=ウグリニッチ、ギド・ロドリゲス、ハビ・ゲラ、FW=佐藤、ウーゴ・ドゥーロ。
佐藤はファウル混じりの厳しいマークに遭いながら、前線のあらゆるゾーンに顔を出していった。味方とうまく連携し、積極的にゴールを狙い、前半20分には巧みなトラップからペナルティーエリア内で左足のシュートを放つが、惜しくもGKにファインセーブされた。
ハーフタイム後もいい動きを見せ、後半3分にハビ・ゲラが角度のないところから決めた先制点のプレーに関与した後、後半10分にハビ・ゲラのスルーパスに反応して、ゴール正面から今夏のプレシーズンマッチ2点目を記録し、後半25分に大きな拍手を受けながら、ピッチを後にした。チームは失点することなく2−0で勝利した。
クラブの地元メディア「スーペルデポルテ」はこの日の佐藤について、「中盤と前線の間を完璧に動けることを改めて証明した。前半は左サイドに流れる場場面が多かったが、攻撃陣のあらゆるゾーンで姿が見られた。巧みでスピードがあり、マークするのが難しいFWだ」と高評価し、7点(最高10点)をつけた。
佐藤より評価が高かったのは、1得点1アシストのハビ・ゲラで8点。ヘスス・バスケスが佐藤と並ぶ7点だった。
今夏最後のテストマッチを終えたバレンシアはこの後、22日にホームで行われる26−27シーズンのスペインリーグ初戦でセルタと対戦する。(高橋智行通信員)