<スペインリーグ:バレンシア0-0セルタ>◇22日(日本時間23日)◇第2節◇エスタディオ・デ・メスタージャ
【バレンシア=高橋智行通信員】スペイン1部リーグのバレンシアに加入した19歳のMF佐藤龍之介が、今シーズン初戦となったホームのセルタ戦に先発出場し、新天地デビューを果たした。
「目標にしていた舞台でスタメンで出られたことを幸せに思いますし、特別な瞬間でした」
プレシーズンマッチで高評価を得ていた佐藤はいきなり先発起用され、2トップの右でプレー。積極的にセルタ守備陣の背後を狙う動きを見せ、前半10分には結果的にオフサイドになったものの、素晴らしい抜け出しからダンジュマに好パスを送った。
このプレーに象徴されるように裏への動き出しが光ったが「チームと個人の両方の狙いですし、チャンスもつくれました。そこは良かったなと思います」と振り返った。
2トップの右でのプレーについては「攻撃の時はスペースを見つけてインサイドの方に関わっていくことと、裏へ抜けること。ある程度、自由にプレーさせてくれていますし、求められているところもあるので、もっともっと改善は必要ですけど、今日は良かったです」と手応えを口にした。
この日は57分間プレー。「自分としては間違いなくいい状態に持ってきています。でも強度が高いなって今日改めて思ったので、もっともっと早く適応していきたいなと思っています」と今後を見据えた。
以下、主な一問一答。
-メスタージャ(バレンシアのホームスタジアム)の雰囲気はどうだった?
「全く日本と違う特別なスタジアムですし、ファンも熱狂的ですし、彼らを満足させるのはもう結果しかないと思います」
-来季から新スタジアムに移転するため、今季がメスタージャで戦う最後のシーズンになることについて
「それは選手もみんな分かっていますし、ここでプレーできることは誰もができることじゃないので、その一瞬一瞬を自分は大事にしながら、結果も求めてやっていきたいと思います」
-監督が前日会見で複数のポジションでできると話していたが、どんな特徴や強みを出していきたい?
「やっぱり連続した動きでスペース見つけて、危険なエリアでテクニックを発揮できるところが良さだと思うので、それをどんどん、どんどん回数もっと増やしていくことと、クオリティーを上げていければ、結果に絡んでいけるかなと思っています」
-加入後の難しい点や早くなじめるようにトライしてきた点について
「一番はプレーのところが大事ですし、そこで少し示せたのが大きいのかなって思いますけど、言語のことも含めもっと良くなると思います」
-スペインと日本の大きな違いについて
「サッカーをスペインの方が分かっているというか。日本もテクニックはありますけど、スペインの方がよりずる賢さだったり、したたかさがあるかなと思います」