「ビニシウスがやられていることは度を越している」レアル・モウリーニョ監督がラフプレーに苦言

モウリーニョ監督(2022年10月撮影)

レアル・マドリードのモウリーニョ監督(63)がエスパニョール戦後、「ビニシウスがやられていることは度を越している」と不満を述べた。

Rマドリードは22日にアウェーで行われた今季のスペインリーグ開幕戦でエスパニョールと対戦した。前半9分にギュレルのFKからベリンガムがヘッドで先制点を奪い、幸先の良いスタートを切るも、前半30分に守備陣のズレから失点。Rマドリードは倍以上のシュートを打ちながらも決定力を欠き、引き分けが濃厚となる中、途中出場のカルロス・エスピが後半45分に値千金のゴールを記録し、土壇場で勝ち点3を手に入れた。

試合後、モウリーニョ監督が記者会見に出席した様子をスペイン紙アスが伝えた。まずエスパニョール戦について、「我々は勝利に値したが、エスパニョールは敗北に値しなかったと思う。我々は後半、試合をうまくコントロールし、プレスをかけ、何度もリスクを冒した。エスパニョールのようにプレーし、あのような守備やカウンターを見せ、選手たちが限界までプレーし、組織力に優れたチームが何も得られずに帰るのはつらいことだろう。しかし、我々は勝利に値した」と見解を述べた。

厳しいマークに遭ったビニシウスについては、「ビニシウスが自分の対戦相手だった頃の言葉を何カ月もさかのぼって引き合いに出されるリスクはあるが、今は私の選手だ。彼は聖人君子ではないが、彼がやられていることは度を越している。試合開始から決まった形があるようだった。まずは自分が行き、今度は違う選手が当たるといったようにね。イエローカードをもらった選手が交代し、カードをもらっていない選手が新たに入ってくる…。ビニシウスにとっては大きなフラストレーションだっただろうし、メンタル面のコントロールがかなり必要だ。私はまた、もし得点を決めたら、ゴールパフォーマンスのやり方に気をつけるようにとまで言っていた。我々は今、いじめ防止が社会的に重視される時代を生きているが、ビニシウスとの間には、いまだにいじめの時代が続いている」と相手のラフプレーに苦言を呈した。(高橋智行通信員)