<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):PSV1-1シャフタル・ドネツク>◇10日(日本時間11日)◇1次リーグ第1節◇アイントホーフェン
PSVアイントホーフェン(オランダ)所属のMF佐野航大(22)が、ホームのシャフタル・ドネツク(ウクライナ)戦にフル出場し、欧州CLデビューを果たした。
ボランチでプレーした佐野航はまず前半5分、敵陣ボックス内で浮き球のルーズボールを処理。巧みなキックで背後のFWペリシッチにつなぎ、そこから鋭いシュートが飛んだが、ゴール枠を外れて先制点とはならなかった。
前半19分にバイタルエリアでパスを受けると巧みな切り返しから左足の鋭いシュートを放った。地をはったシュートはGK正面でゴールとはならなかった。
前半36分には敵陣ペナルティーエリア左脇からのFK。右足でシュート性の速いボールをゴール前へ送り、インゴールへボールを飛び込ませる狙いを持ったが、惜しくもボールは相手選手に当たりゴール枠を外れた。堂々としたプレーでチームに流れをもたらした。
しかし先制点はSドネツク。前半アディショナルタイム、中盤での競り合いで両チームの選手が交錯。PSV側はファウルと判断し、一瞬足を止めたところでボールをつながれ、左MFメンドーサに持ち込まれ、カットインから右足でゴールを奪われた。
後半立ち上がりから攻勢をかけたPSVは、3分に左からのスローインを起点に敵陣で素早くパスをつなぎ、最後はアメリカ代表MFデストが右足でゴールに蹴り込み同点とした。
同点ゴールの際は、佐野航もペナルティーエリア内へサポートに走っており、次々と連動する攻撃的なスタイルにあって、相手をかく乱するチーム一体となった動きが光った。
1-1となってからはSドネツクの攻撃を受ける場面が多く、佐野航は自陣ゴール前まで戻って守りを固めた。両サイドを使った素早い相手のプレーに組織的な守備で対応。スコアはそのまま動かずドローに終わった中、佐野航はボックス・トゥ・ボックスの幅広い攻守を披露した。
勝ち点3にはつながらなかったが、見せ場を作るなど堂々としたプレーで初戦を終えた。