<UEFA欧州リーグ(EL):アンデルレヒト1-2リヨン>◇16日(日本時間17日)◇1次リーグ第1節◇ブリュッセル
リヨン(フランス)の日本代表MF中村敬斗(25)が、欧州リーグデビューとなった開幕戦のアンデルレヒト(ベルギー)戦でゴールを決めた。今夏に移籍した新天地でさっそく持ち味を発揮し、再び森保ジャパンでも左サイドの攻撃の切り札として期待が高まる。
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これぞ中村敬斗-。得意とする左からの鋭いカットインシュートだった。左サイドでパスを受けると、鋭いフェイントをかけて右へ持ち出し、足を振り抜いた。ボールは相手DFの背中に当たって方向が変わり、ゴール左へ鋭く吸い込まれた。まさしく名刺代わりの一撃を決めた。
「昨季はもがいた。心機一転、サッカーができるのが喜び」。電撃移籍から出場2試合目で初先発。得点だけに終わらず、左サイドからチャンスを次々と演出。後半7分にも中村のパスを起点に味方選手がゴールネットを揺らしたが、オフサイドで取り消された。
水を得た魚のごとくピッチ狭しと攻守に駆け回り、フル出場。12日のフランス1部リーグのパリFC戦は後半30分からの出場だっただけに「きょうがデビュー戦。第一印象はすごく大事」と笑った。現地のレキップ紙の評価はチーム最高の7点。「この日本人ウイングは初先発を成功させ、リヨンでの初ゴールを決めた」と伝えた。
昨季はスタッド・ランスからの移籍がかなわず、降格した2部でプレー。10得点こそ記録したが「本当に、パスが来なかった」と言う。それだけに名門リヨンとあって周囲のレベルがぐっと上がり「欲しいタイミングでパスが来る。連係して崩せるのが楽しい」と充実感が口をついて出た。
この日は日本代表メンバーが発表され、中村は当然のごとくメンバー入りした。欧州で輝く攻撃のキーマンが、次はその勢いを新生森保ジャパンに持ち込む。