バレンシア23日、ワールドカップ(W杯)北中米大会でメキシコ代表を率いたハビエル・アギーレ氏(67)の新監督就任を発表した。
バレンシアはスペインリーグ開幕から5戦連続未勝利の最下位という事態を受け、13日にコルベラン監督との契約解除を決定した。それ以降、暫定的にBチームのオスカル・サンチェス監督にチームの指揮を任せつつ、新監督探しに奔走し、最終的にアギーレ氏と合意した。
契約は今季終了までとなっており、1年延長オプションが付帯している。スペイン紙マルカによると、欧州リーグ出場権の順位でシーズンを終えることが契約延長の条件になっているとのことだ。
アギーレ氏はこれまで、日本代表を含め10以上のチームの監督を歴任してきた。スペインではオサスナ、アトレチコ・マドリード、サラゴサ、エスパニョール、レガネス、マジョルカを率いた実績がある。今夏のW杯で母国をラウンド16に導く成功を収めた後、無所属になっていた。また、スペインで最後に監督を務めたマジョルカ時代には、22年3月から2カ月ほど久保建英を指導している。
アギーレ氏はこの後、28日の新監督就任セレモニーを経て、来月上旬まで続く現在の国際Aマッチ期間中に、勝ち点4で19位に低迷するチームの再構築を開始する。
今夏加入した佐藤龍之介はコルベラン監督解任後、2戦連続で出番がなかった。そのためアギーレ氏の下で心機一転し、再起を図ることになる。(高橋智行通信員)