<UEFAネーションズリーグ:クロアチア1-2スペイン>◇6日(日本時間7日)◇リーグA・3組1次リーグ第4節
スペイン代表のデラフエンテ監督(65)が大いに苦しんだクロアチア戦後、「彼はその才能が十分に評価されていない選手だ」と勝利の立役者となったミケル・メリーノについて言及した。
スペインは、クロアチア相手に序盤から相手のハイプレスに苦しんだ。前半17分にペリシッチに先制点を許し、1点ビハインドでハーフタイムを迎えた。後半は最初から流れを大きく変えてボールを圧倒的に支配し、途中出場のミケル・メリーノが後半16分にダニ・オルモのアシストから同点にすると、終了間際にスビメンディの浮き球のパスをペナルティーエリア内で巧みにコントロールし、逆転弾を記録した。
2−1で勝利したスペインは開幕4連勝を飾り、2試合を残して早々に準々決勝進出を確定させた。国際Aマッチ42試合(33勝9分け)、公式戦43試合(36勝7分け)負けておらず、連続無敗の世界記録を更新中。さらに、ワールドカップ(W杯)北中米大会の初戦でカボベルデに引き分けたのを最後に11連勝を達成し、世界王者の実力を存分に示している。
試合後、デラフエンテ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。まず、前半大いに苦しみながらも諦めずに最後まで戦い抜けた選手たちについて、「誇りに思う点はたくさんある。いくらでも話せるし、感謝の気持ちを挙げればきりがない。試合があのような展開になること、相手がどんな姿勢で臨んでくるか分かっていたが、我々はそれにうまく対処できた。前半は苦しみ、厳しい展開となったが、後半は相手を消耗させ、チャンスを作り、メリーノが再び決定的な役割を果たしてくれた。決して諦めない代表チームの姿を見ることができたよ」と満足げに語った。
チームを勝利に導いたミケル・メリーノについては、「あれほどの才能と人間性を兼ね備えた選手を指導できることを光栄に思う。だから私は以前(※メリーノが負傷離脱していた時)、必要なら彼を抱えてでもW杯に連れていくと言ったんだ。彼はその才能が十分に評価されていない選手だ。他国であればもっと高く評価されているはずだが、ここではそれが難しくなっている。彼らは世界トップクラスの選手たちであり、ミケル・メリノもその一人だ」と称賛した。
今季最初の国際Aマッチ期間の全日程を終えたスペインはこの後、リーグA3組首位通過を目指して、11月にチェコ(アウェー)、イングランド(ホーム)と対戦する。(高橋智行通信員)